2010年01月29日

人の価値って変わらないものなんだなあ

今日は、お昼に実家に行ってきました。
妹と母と私で食事をしている時にふと母が言いました。

久美子先生(私が小学校の時に担任してもらった先生)が
私達の母校に居て、今、甥っ子がお世話になっているから
これから会いに行こうよ。

突然の事なので、お化粧もしていなければ、手土産も持っ
てない。それなのに顔を出すの?
そう思いながらも、「先生が覚えてくれていて、あなたに
会いたいって言ってくれているんだから、そのままでいい
から行こう。今ちょうど昼休みのはずだから」と促され、
化粧もしないで訪れたのでした。


母は私の旧姓を伝え、先生を呼んでくれた。

30年ぶりに会う先生です。その間に多くの子供達を教えて
きた先生が私のことを覚えてくれているのだろうか?と
思いながらも、先生が出ていらっしゃるのを待っていた。

すると、30年経っているのに、顔を見て、
「あれ?もしかして里江さん?」
と声をかけてくれた。
「はい」とうなづきながら返事をした私に先生は駆け足で
近づいてきてくださいました。

そして、母に向かってこういいました。
「里江さんは、頑張り屋さんだけじゃなくて、いっつも
 人のお世話ばかりして、自分の事後回しで人の勉強
 見てあげたり、近所のおばあちゃんに話しかけたり、
 下級生の面倒も良く見てて、いっつも私の目の届かな
 いところをフォローしてくれたんですよ。
 明るくて優しい子ですよ。何より私が助けてもらいました。
 だから、大勢教えてきたけれど忘れられない生徒さん
 なんですよ。」

聴いていて、美化してるでしょ〜って思いながらも、
覚えてくれていたことが嬉しかったです。
何年生の時に教えたよねって事も、母よりも覚えていて
くれました。
嬉しかったですね〜。

そして、母が帰り道で私に言いました。
「あんたは変わってないね」と。何がかと思ったら、
どうやら母は、私の担任だった先生達に会うと声を
かけられるらしい。そして、私の話になるらしい。
その時にどの先生も同じような事を言うのだそうです。

存在感があるのは、実は私ではなく、母であるように
感じます。
けれども、そうした中で先生達が同じことを言うんだ
よと話してくれた母が、今も変わってないねと言って
くれた事は嬉しかったです。

人の価値って変わらないものなんですね。

どれだけ行動ややっていることは変化していっても、
根本にあるものは変わらないのかもしれませんね。


あなたが小さい時から言われ続けていることって
どんな事ですか。


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鎌田實氏の講演に行ってきました 「がんばらない」

諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏の講演に行ってきました。

以前から一度聴いてみたいと思っていたのです。
どんな風に患者さんの生きることと向き合っていらっしゃる
のか。
日本初のデイケアを行った病院の関わりとはどんなものだった
のか。

そんな事を思いながら参加した講演の内容です。
ちなみに、講演会を主催したのはケアマネジャー連絡協議会
です。

【内容】
雨の降る中、車の混雑する中、足を運んでくれてありがとう
ございます。

ケアマネさんはじめ介護に関わる人が今大切にしていかなけ
ればならないのは、対人援助技術の向上です。対人援助とは
非言語の言葉を含め、暖かな言葉のふれあいをどれだけ出来
るかどうかではないだろうか。

経済にも、人の幸せにも波があります。
現在は、8人に1人がウツ病だといわれる世の中になりました。
けれども、これは精神的な波が今低いだけ。
あとは乗り越えれば上がるだけなんです。

病気になる前に、下がり始めたら「明るくすること」「元気
を出す事」ができたらいいですよね。

日本はアメリカと違って、資本主義の中でも中流階級の人の
層が厚い。だから、トップの一握りを見たアメリカの政策を
真似しても駄目。
日本には日本らしく、「心の温かさ」を求めた政策が必要に
なってきていると思う。
けれども、これは決して政治に任せるだけではない。
自分達もお金を留めず、社会への貢献と思い使うことも大切。

お金と心のぬくもりは止めてはいけない。

日本には忘れちゃいけないことがある。
それは、この国が貧乏だったときに、今の高齢者達が支えて
くれたんだという事です。
けれども、ここ数年の政策は高齢者いじめになっている。
だから、その政策に従っていかなければならないケアマネさ
んは大変だと思う。

そんな中、温かい話しもあった。
若いケアマネさんが、死にたい死にたいと口にするお婆さんの
話しを聴いていた。
するとそのお婆さんは、子供や孫と一緒に外食をしに行こうと
する時に、玄関先で転んで怪我をして、それから立てなくなっ
てしまったのだというのです。
そこで、そのケアマネさんは、鎌田先生と僕とおばあちゃんの
三人でラーメンを食べに行ってあげたいと話をした。

これは本来のケアマネさんの仕事ではない。

けれども、彼は雪の降った次の日に、雪が積もり、車椅子の使
えないところはお婆ちゃんをおぶって、僕の待つところにやっ
てきた。
そして3人でラーメンを食べたのでした。

その後、お婆ちゃんは一切死にたいと口にしなくなりました。
どんどん訪問介護の回数も増えていたお婆ちゃんの訪問介護
の回数は、その後奇跡的に減り始めたのでした。

心が生きるためにという事を考え始めると、病気すら良く
なっていくんですよね。

「どう悪い状態と付き合うか」ではなく「どう元気に過ごすか」
「どう生きるか」
を考えていかなければならないと彼からも
教えられた気がしました。


===ここから、いろんな方との関わりの体験をスライドを
   交え、いっぱい伺いました。(略)====


資本主義は「お金」と「優しさ」を止めないこと。
85歳のおばあさんが、お金を使わずためていた。なぜかと聴い
たら、「老後が心配」と言った。
介護が必要な老婆が、国に支えてもらえるという安心をもてず、
溜め込んでいるんだ。

人は誰でも自分のために生きている。
けれども、99%は自分のためであっても、1%でいいから
人のためにお金や優しさを使おうよ。


ある難病のおじいちゃんが居た。70歳の時に鎌田先生が告知
をされた。言葉を選びながら、彼が生き切るために。
「あと2年で歩けなくなるし、話せなくなる。けれども最期
 まで付き合うよ」
そう伝えて、おじいちゃんは話せなくなる日のために、
パソコンをし始めた。話さなくても会話ができるように・・。

そのおじいちゃんが89歳になっていた。
初めてパソコンをしている時に訪問できた。するとグラフが
見える。何をしているか聞くと、株をインターネットでして
いた。
パソコンをしてなかったら、そんな事をすることもなかった
だろう。

そして今、おじいちゃんは97歳になりましたが健在です。
このおじいちゃんは、寝込んでも社会とのつながりを持ち
続けることで元気で居られる。
社会のつながりを持つ事は大切。「生ききる」ことは大切です。

人間は希望を持つと変われます。
人生は波なんだから。
ずっと低いところに居るわけじゃない。
必ず上がるんだから。

自分が駄目と思わない限り人は変われる。
「あきらめない」んですよ。
皆が生き方をちょっと工夫すればいい。
人生は波なんだから。

だから、辛いときも希望を持ちましょうよ。
笑いましょうよ。明るく行きましょうよ。

===========

多くのメッセージを80分間にわたり伝えてくださいました。

みんな心が温かくなって帰りました。
駐車場まで歩く間に、「帰りにお金を使ってお店の人達
にも貢献しなくちゃね」なんて話して居る人達もいて、
皆さん何か温かさを持ち帰っているのが分かりました。

講演の全てではないけれど、いつもここを訪れてくださる
方にも温かさのおすそ分けです。

1%の温かさを、あなたはどこで、どんな風に表現しますか。



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